咳が止まらない時に飲みたい!市販の咳止め薬の選び方

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咳が止まらない時に皆さんはどのような対策をされていますか?

おそらく咳止め薬を服用するという方がほとんどだと思います。

しかし、ドラッグストアに行くと、様々な種類の咳止め薬がずらりと並び、一体自分に最適なものはどれだろう・・・と迷ってしまうと思います。

また、薬剤師さんに相談しようにも、あまりに知識がなさすぎて「何を聞けばいいかがわからない・・・」という経験がある方も多いと思います。

ここでは、咳が止まらない時にぜひ参考として知っておきたい市販の咳止め薬の選び方についてご紹介いたします。


止めた方が良い咳と止めない方が良い咳

咳が止まらないと、生活の質を著しく落としかねません。

しかし、実は咳には止めた方が良い咳止めない方が良い咳があるのです。

咳には、侵入してきた細菌やウィルスなどを体の外へ出す防衛機能としての役割を持っています。

そのため、咳止め薬などで無理に止めてしまうと体の中から細菌やウィルスなどの病原体を出すことができずに、かえって病状が悪化してしまったりすることがあるのです。

そのため、咳が止まらず苦しい場合には、その咳の種類を見極めてから、その咳に合わせた咳止め薬を飲むと良いと思います。

止めた方が良い咳の見分け方

止めた方が良い咳と止めない方が良い咳の見分け方は「痰が出るか出ないか」で判断します。

痰が出る咳のことを湿った咳(湿式咳嗽:しっしきがいそう)、痰が出ない咳のことを乾いた咳(乾性咳嗽:かんせいがいそう)と呼びます。

止めた方が良いのは、乾いた咳の方です。

乾いた咳には痰が出ない他にも、「コンコン」「コホコホ」「ケンケン」「エホエホ」といった、聞いていて喉が痛くなるような乾いた音という特徴があります。

もしこのように痰が出ずに、乾いた音が出る咳をしていた場合には、対症療法や、乾いた咳に適した咳止め薬を飲むなど早めの対処を心がけると良いと思います。

本記事では、乾いた咳を止めるのに適した市販の咳止め薬の選び方を解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

喘息の咳も止めた方が良い咳

小児喘息気管支喘息などによる咳は痰が出ますが、止めた方が良い咳の一つです。

喘息の咳いは死に直結する咳と言われており、厚生労働省が毎年行っている「人口動態統計」によれば、2015年の喘息による死者は1,511人にも及びます。

表1,2005年〜2015年までの喘息による死者の推移

(※厚生労働省「人口動態統計」より)

そのほとんどが、喘息の発作を甘くみて対処が遅れたことや、発作時に使う救急薬や吸入器に依存しすぎたことが原因で死に至ったのだそうです。

喘息を患っている方は分かると思いますが、喘息の咳は普通の咳と比べて大変苦しく、早く咳を抑えないと、生活に大変大きな支障をきたしてしまいます。

また、ゼイゼイという喘鳴を放っておくと、呼吸ができなくなるような発作にまで発展してしまう可能性もあります。

喘息の方は「あっ、これは喘息の咳だ」と感覚で分かることが多いと思いますが、喘息の咳には次のような特徴がありますので、もし該当する場合には咳を止める対処(医者から処方された咳止め薬や吸入器)を素早く行う必要があります。

また、気管支喘息を患っていない方であっても「咳喘息」と言って、喘息の予備軍と呼ばれる疾患もありますので、合わせてその咳の特徴も抑えておきましょう。

表2:気管支喘息と咳喘息の咳の特徴

疾患名 咳の種類 咳の音 特徴
気管支喘息 湿った咳(湿性咳嗽) ゼイゼイ

ヒューヒュー

・息をすると喉がヒューヒュー、ゼイゼイと言う喘鳴(ぜんめい)が聞こえる。

・咳により呼吸が苦しい

・呼吸時に肩が上下に大きく動く

・透明の痰が出る

・明け方や夜中に出ることが多い

咳喘息 乾いた咳(乾性咳嗽) コホンコホン

コホコホ

・喘鳴が聞こえない

・冷風に当たった時、タバコの煙を吸った時、会話をしている最中、運動をしている時に咳が出ることが多い

・乾いた咳が特徴だが、重症化すると痰が絡んだり、呼吸が苦しくなってくる

咳喘息診断が難しい咳として知られているため、普段は出ないのに冷風に当たった時やタバコの煙を吸った時、会話をしている最中、運動をしている時など、ある特定の要件を満たした時に決まって咳が出る、またはそれが一定期間続くと言う場合には、喘息へと悪化する前に、一度お医者様に見せた方が良いと言えます。

止めない方が良い咳の見分け方

一方で、止めない方が良い咳は痰が出る咳(湿性咳嗽:しっせいがいそう)です。

湿った咳には、痰が出る以外にも「ゴホンゴホン」「ゲホゲホ」「ガーガー」など何かを絞り出すような湿った音という特徴があります。

もし、このように痰が出て、なおかつ湿った音が出る咳をしていた場合には、むやみやたらと止めるのはよくありません。

湿った咳に適した薬を飲んだり、適切な対処法を心がけると良いと思います。

本記事では乾いた咳と同様に、湿った咳に関する適切な対処方法や市販の薬の選び方なども解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

咳止め薬の種類と選び方

市販の咳止め薬は、主に咳の止めるか止めないかによって「中枢性鎮咳薬」「末梢性鎮咳薬」の2種類に分かれます。

※実際は「咳を起こさせない薬(抗炎症剤、ステロイド剤、生薬、抗ヒスタミン剤)」「漢方薬」などもありますが、市販の咳止め薬としては「中枢性鎮咳薬」と「抹消性鎮咳薬」が多いため、本記事ではこちらに絞ってご紹介いたします。

咳を起こす人間のシステム自体に作用して咳を止めるのが中枢性鎮咳薬、咳自体を止めずに気管支を拡張したり、痰の粘り気を少なくして痰を出しやすくするのが末梢性鎮咳薬です。

痰を伴う湿った咳の場合には末梢性鎮咳薬を、痰を伴わない乾いた咳の場合は中枢鎮咳薬を、用いて咳に対処して行くのが良いとされています。

乾いた咳は、中枢性鎮咳薬を用いて、咳をする人間のシステム自体に作用する薬を用いて止める。

そして、止めるとよくない湿った咳は、末梢性鎮咳薬を用いて痰を出しやすくし、体の中の細菌やウィルスをできる限り外に出す様に促すという対処をしていくと良いでしょう。

中枢性鎮咳薬ってどんな薬?

中枢性鎮咳薬とは、咳中枢の反応を抑え、咳反射を抑える薬です。

簡単にいえば、人間に備わった咳のシステム自体に働きかけて、咳を止める薬です。

痰を伴わない乾いた咳の場合には、気管が炎症を起こし、咳中枢(咳をコントロールするところ)に伝わった刺激によって咳をする様に命令が伝わり、咳が起こるケースが多い傾向があります。

その咳をする命令が発信されない様に咳中枢の反応を止めてしまうことで咳を止めるが中枢性鎮咳薬です。

中枢性鎮咳薬は主に、痰を伴わない乾いた咳を止める目的で使うのが良いと言われています。

しかし、日本呼吸器学会のガイドラインによれば、中枢性鎮咳薬は咳を止める効果が強い反面、便秘や眠気などの副作用や、咳を根本的に止めてしまうため咳の原因がわからなくなるなどの問題点があるため、湿った咳はもちろんのこと、乾いた咳であってもあまり積極的な使用は推奨されていません。

原因とは無関係に中枢レベルで咳を抑制する非特異的治療薬である中枢性鎮咳薬は,処方頻度が極めて高い薬剤であるが、問題点も多い。まず、気道に侵入する異物や病原体などを排除する生体防御機構として「必要な咳」をも抑制する。また便秘や眠気など副作用が少なくない。さらに、理論的には原因疾患によらず奏効するはずであるが,実際には無効例が少なくない。逆に中枢性鎮咳薬が奏効すると原因が明らかにされないままに咳症状だけが改善してしまう懸念もある。

(引用元:一般社団法人日本呼吸器学会「咳嗽に関するガイドライン第2版」より一部抜粋)

そのため、日本呼吸器学会のガイドラインでは、中枢性鎮咳薬を使用するのは、明らかな上気道炎などに感染した後の咳や、胸痛や肋骨骨折、失神などの合併症を伴う強い咳の場合のみにした方が良いと言われています。

患者の消耗やQOL低下をもたらす病的な咳嗽の制御は重要であり、咳を速やかに止めたいのが臨床医の心情であるが、原則として,初診時からの中枢性鎮咳薬の使 用は明らかな上気道炎〜感染後咳嗽や、胸痛・肋骨骨折・咳失神などの合併症を伴う乾性咳嗽例にとどめることが望ましい。
(引用元:一般社団法人日本呼吸器学会「咳嗽に関するガイドライン第2版」より一部抜粋)

痰を伴わない乾いた咳がよほど強くでる場合や、上記の様な場合、また医者による処方である場合に限り中枢性鎮咳薬を使用する様にしましょう。

また服用時も容量用法をしっかりと守る様にする様にしましょう。

中枢性鎮咳薬の種類

中枢性鎮咳薬には「依存性があるかどうか」によって麻薬性非麻薬性の2種類に分かれます。

麻薬性の方が、効き目が強く、それに比例して便秘など副作用も強くなります。

一方で、非麻薬性の方は、麻薬性に比べると効き目は弱いものの、副作用などが弱いのが特徴です。

表3,中枢性鎮咳薬の特徴

中枢性鎮咳薬の種類 効き目 副作用 使用上の注意
麻薬性 強い 便秘、眠気など強い副作用 ・喘息の発作を誘発するため、喘息持ちの方は使用を控える

・妊娠、授乳期間には使用を控える

・依存性が強いため長期の服用は控える

・効き目が強いため決められた量以上の服用は絶対にしない

・痰を伴う湿った咳の場合には出来る限り使用を控える。

非麻薬性 弱い 弱い副作用 ・喘息の発作を誘発するため、喘息持ちの方は使用を控える

・妊娠、授乳期間には使用を控える

・痰を伴う湿った咳の場合には出来る限り使用を控える。

有効成分としては、それぞれ次の様なものが代表的です。

表4,中枢性鎮咳薬の代表的な有効成分

中枢性鎮咳薬の種類 代表的な有効成分
麻薬性 コデイン

ジヒドロコデイン

非麻薬性 臭化水素酸デキストロメトルファン

ペントキシベリンクエン酸塩

リン酸ジメモルファン

ノスカピン

グアイフェネシン

フェンジゾ酸クロペラスチン

ヒベンズ酸チペピジン

代表的な市販の中枢性鎮咳薬

市販の中枢性鎮咳薬には、それぞれ有効成分によってさまざまな特徴があります。

ご自身の状況などと照らし合わせながら、適したものを選びましょう。

表5,代表的な市販の中枢性鎮咳薬とその特徴

中枢性鎮咳薬名 製造販売元 種類 有効成分 副作用 特徴
【指定第2類医薬品】アネトンせき止めZ錠 48錠 武田製薬 麻薬性 ・リン酸コデイン

・セネガ

・塩化リゾチーム

・dl-塩酸メチルエフェドリン

・マレイン酸クロルフェニラミン

便秘

眠気

排尿障害

胃の不調

・強く乾いた咳に効果が期待できるお薬。

・コデインが含まれるため喘息の方は飲んではいけない。

【指定第2類医薬品】新エスエスブロン錠エース 60錠 ※セルフメディケーション税制対象商品 エスエス製薬 麻薬性 ・リン酸ジヒドロコデイン

・L-カルボシステイン

・dl-塩酸メチルエフェドリン

・マレイン酸クロルフェニラミン

便秘

眠気

排尿障害

胃の不調

・強く乾いた咳に効果が期待できるお薬。

・コデインが含まれるため喘息の方は飲んではいけない。

【指定第2類医薬品】ベンザブロックせき止め液1回量のみ切 10mL×6 武田製薬 麻薬性 ・リン酸ジヒドロコデイン

・グアイフェネシン

・セネガ

・dl-塩酸メチルエフェドリン

便秘

眠気

排尿障害

胃の不調

・強く乾いた咳に効果が期待できるお薬。

・コデインが含まれるため喘息の方は飲んではいけない。

【第2類医薬品】コンタック せき止めST 24カプセル コンタック 非麻薬性 ・臭化水素酸デキストロメトルファン

・塩化リゾチーム

・ジプロフィリン

ほとんんど無し。多くの量を服用すると稀に錯乱や神経過敏、興奮が起こることがある。 ・乾いた咳に効果が期待できるお薬。
【指定第2類医薬品】パブロンせき止め液 120mL 大正製薬 非麻薬性 ・リン酸ジメモルファン

・塩化リゾチーム

・塩酸ブロムヘキシン

・マレイン酸クロルフェニラミン

ほとんど無し。 ・乾いた咳に効果が期待できるお薬。

・糖尿病の患者には適さない。

※市販の中枢性鎮咳薬には錠剤、シロップ、カプセルといった種類がありますが、主に1日に服用できる回数や胃で溶ける時間が違うだけで、効き目は同じ種類の咳止め薬であれば錠剤でもシロップでもカプセルでも変わりません。例えば日中薬を飲むことが難しい場合には、1日に服用できる回数が2回の錠剤を選ぶ、錠剤の飲み込みが難しい様であればシロップ状のものを選ぶなど、個人の状況に合わせて選ぶと良いと思います。

末梢性鎮咳薬ってどんな薬?

末梢性鎮咳薬とは、中枢性鎮咳薬とは違い、咳自体を止める薬ではありません。

痰の粘り気を少なくし、気管支を広げることで呼吸を楽にしたり、痰を切れやすくすることで咳を止める薬です。

咳には、体内に侵入し、気道粘膜に張り付く細菌やウィルスを痰として外にだす働きがあります。

そのため、痰を伴う湿った咳の場合、中枢性鎮咳薬などの薬で咳をむやみに止めてしまうと、うまく細菌やウィルスが外に出て行かず、病状が悪化してしまう可能性があります。

そんな痰を伴う湿った咳が止まらない時に使うと良い咳止め薬がこの末梢性鎮咳薬です。



末梢性鎮咳薬の種類

末梢性鎮咳薬には痰の粘り気を無くし、痰の切れをよくする「去痰薬」と、気管支を広げて呼吸を楽にし、さらには痰の切れもよくする「気管支拡張薬」があります。

痰を出し切ることで咳も自然と止まるため、中枢性鎮咳薬に比べて副作用も弱いのが特徴です。

「去痰薬」は主に痰を伴う湿った咳がでる方向け「気管支拡張薬」は喘息の咳を止めたい方向けのお薬です。それぞれ次のような特徴があります。

表6:末梢性鎮咳薬(去痰薬・気管支拡張薬)の特徴

末梢性鎮咳薬の種類 特徴
去痰薬 痰の粘り気を少なくし、痰の切れをよくする。痰が切れると咳も止まります。痰を伴う湿った咳が出る方向けのお薬です。
気管支拡張薬 気管支を広げることで息苦しさを解消したり、痰の切れをよくするお薬です。痰が切れると咳も止まります。喘息の咳のように呼吸が苦し苦なる湿った咳を止めたい方向けのお薬です。

また、それぞれ主な有効成分は次のようになります。

表7,末梢性鎮咳薬の代表的な有効成分

末梢性鎮咳薬の種類 代表的な有効成分
去痰薬 リゾチーム塩酸塩

塩酸ブロムヘキシン

塩酸エチルシステイン

L-カルボシステイン

クレゾールスルホン酸カリウム

気管支拡張薬 dl-塩酸メチルエフェドリン

塩酸トリメトキサール

ジプロフィリン

塩酸メトキシフェミナン

テオフィリン

β2刺激薬

塩酸プロカテロール

塩酸クレンプテロール

代表的な市販の末梢性鎮咳薬(去痰薬)

市販の末梢性鎮咳薬(去痰薬)としては主に次のようなものがあります。

塩酸ブロムヘキシンL-カルボシステインは去痰成分として有名です。

次の代表的な3つの去痰薬にはそれぞれ同量の塩酸ブロムヘキシンとL-カルボシステインが含まれているため、どれを選んでも効果に違いはあまりありません。

表8,代表的な市販の末梢性鎮咳薬とその特徴

末梢性鎮咳薬名 製造販売元 種類 有効成分 副作用 特徴
【第2類医薬品】クールワン去たんソフトカプセル 48カプセル ※セルフメディケーション税制対象商品 杏林製薬 去痰薬 ・塩酸ブロムヘキシン(12mg)

・L-カルボシステイン(750mg)

ほとんど無し。 塩酸ブロムヘキシン、L-カルボシステインという2つの去痰成分のみを配合
【第2類医薬品】ストナ去たんカプセル 36カプセル ※セルフメディケーション税制対象商品 佐藤製薬 去痰薬 ・塩酸ブロムヘキシン(12mg)

・L-カルボシステイン(750mg)

ほとんど無し。 塩酸ブロムヘキシン、L-カルボシステインという2つの去痰成分のみを配合
【第2類医薬品】去痰CB錠 30錠 ※セルフメディケーション税制対象商品 浅田飴 去痰薬 ・塩酸ブロムヘキシン(12mg)

・L-カルボシステイン(750mg)

ほとんど無し。 塩酸ブロムヘキシン、L-カルボシステインという2つの去痰成分のみを配合

喘息の咳を止める代表的な市販の末梢性鎮咳薬(気管支拡張薬)

喘息の咳は、非常に苦しい湿った咳であり、一刻も早く止めるべき咳であると先ほどご紹介いたしました。

しかし、喘息の主な原因は、気管支の炎症です。そのため、気管が狭くなるため呼吸が苦しくなるのです。

喘息の咳を止めるためには、気管支拡張成分が主な市販薬を使うと良いでしょう。

また、一般的な中枢性鎮咳薬にはリン酸コデイン系の成分が含まれていますが、これは気道の粘膜分泌を抑制する働きがあり、喘息をかえって悪化させてしまいます。

そのため、喘息の咳の場合、リン酸コデイン系の市販薬は避け、気管支拡張成分がメインで含まれている喘息の方向けの咳止め薬を服用するのがおすすめです。

喘息の方向けの咳止め薬としては、次のようなものが代表的です。

表9,喘息の方向けの咳止め薬

中枢性鎮咳薬名 製造販売元 種類 有効成分 特徴
【第2類医薬品】アスクロン 24包 大正製薬 気管支拡張薬 ・ノスカピン(20mg)

・甘草エキス(66mg)

・塩酸メトキシフェナミン(50mg)

・グアヤコールスルホン酸カリウム(90mg)

・マレイン酸カルビノキサミン(4g)

気管支を広げ呼吸を楽にしてくれる咳止め薬。
【指定第2類医薬品】アストフィリンS 45錠 エーザイ 気管支拡張薬 ・ジプロフィリン(225mg)・dl-メチルエフェドリン塩酸塩(18.75mg)

・ノスカピン(30mg)

・ジフェンヒドラミン塩酸塩(45mg)

気管支を広げる成分、アレルギーを抑える成分、咳の発生を抑える成分を配合した咳止め薬。

まとめ

いかがでしたか?咳には痰を伴う湿った咳と、痰を伴わない乾いた咳、またその中でも様々な症状の違いによって薬を使い分けていく必要があります。

最後に、どのような咳の時に、どんな咳止め薬を飲めば良いのかを、簡単に復習しておきましょう。

  • ・痰を伴わない乾いた強い咳(胸痛などの合併症を含む):中枢性鎮咳薬(麻薬性)
  • ・痰を伴わない乾いた咳:中枢性鎮咳薬(非麻薬性)
  • ・痰を伴う湿った咳:末梢性鎮咳薬(去痰薬)
  • ・痰を伴う湿った咳(喘息をはじめ呼吸が苦しくなる咳):末梢性鎮咳薬(気管支拡張薬)

また、自分にどの咳止め薬が合うのかがどうしてもわからない場合には、ドラッグストアの薬剤師や、医師の診察を受けてみると良いでしょう。

本記事がみなさまの参考情報となれば幸いです。

※持病やアレルギーなどをお持ちの方や、咳止め薬を使用しても咳が2日以上止まらない場合には、一度医師に相談してみることをおすすめいたします。

<参考文献>

・「咳辞典 咳を科学するーその咳、大丈夫?危険!ー」(医学経済社)

・「咳嗽に関するガイドライン第2版」(一般社団法人日本呼吸器学会)

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