寝起きに足や体がだるいと感じる原因とは?

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睡眠がしっかり取れいているにもかかわらず、寝起きに足や体がだるいと感じた経験はありますか?

寝起きのだるさは、出勤がいつもギリギリになってしまったり、なかなか活動し始めることが出来ずに他の人に迷惑をかけてしまったり、日々の生活にさまざまな障害が出てきます。

また、中には「何かの病気なのでは?」と心配してしまう方もいらっしゃると思います。

一体なぜ、しっかり寝ているにもかかわらず、寝起きにだるいと感じてしまうのでしょうか? ここではそんな寝起きに足や体がだるいと感じてしまう原因や、メカニズム、そして寝起きのだるさを和らげるための対処法をご紹介いたします。

約9割以上の人が「寝起きが悪い」現状

睡眠と寝起きに関する実態調査委員会が20代〜50代の男女500名に対して行ったアンケート調査によれば、全体の約70%以上の方が「良い睡眠がとれている」と感じているようです。

また、大体の方が「良い睡眠がとれている」と感じているのにもかかわらず、程度にはよりますが、全体の90%以上の方が「寝起きが悪い」と感じているようです。

また、睡眠の同調査の中で、睡眠の悩みでもっとも多かったのが「寝起きのだるさ」や「寝起きが悪い」など寝起きに関する悩みでした。「途中で目が覚める」「なかなか寝付けない」「その他」などをのぞけばその殆どが寝起きに関する悩みです。

(※引用元:睡眠と寝起きに関する実態調査委員会「アンケート調査」より LINK

一体なぜ寝起きに体がだるいと感じてしまう方が多いのでしょうか? その原因と対処方法についてご紹介いたします。

寝起きに体がだるいと感じる6つの原因と対処法

寝起きに体がだるいと感じる原因は「病気に起因するもの」「それ以外のもの」に大きく分けられます。次のような場合には、自分で対処しようとはせず、一度お医者様に診ていただいた方が懸命だと思います。

  • 発熱がある場合
  • 激しい吐き気や頭痛を伴う場合
  • 寝起きだけではなく、だるさが1日中、または毎日続く場合

病気が原因の場合以外では、次のような5つの原因が考えられます。

  • 食生活の乱れ
  • 睡眠の質の低下
  • 水分不足
  • 生活リズムの乱れ
  • 過度なストレス

寝起きの体のだるさの対処法

寝起きの体のだるさは病気が起因するもの以外は次のような対処方法で、解消することが期待できます。それでも体のだるさが解消されなかったり、発熱や吐き気、頭痛などを伴う場合には一度お医者様に診てもらった方が良いかもしれません。

  • 寝る前のストレッチ
  • 朝のストレッチ
  • 熱いシャワーを浴びる
  • 睡眠の質の向上

寝起きに足がだるい人が注意すべき病気の可能性

寝起きに体ではなく、下半身や足、中でもふくらはぎにピンポイントでだるさを感じてしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか? 実は寝起きに足がだるいと感じるのは、次のような病気が原因である可能性もあります。

  • 下肢静脈瘤
  • 更年期障害
  • 貧血
  • 肝臓の病気

それぞれの原因には、足のだるさに特徴がありますので、自分自身の状況とくらべて、判断の参考にしていただければ幸いです。

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤とは、足に血液が溜まってしまい、足の血管がこぶのようにふくらんでしまう病気です。そのほとんどが足のふくらはぎの部分におこります。

命に関わる病気ではありませんが、寝起きの足のだるさやむくみなどを感じやすくなります。また、何の対処もしないままに放っておくと、まれに潰瘍など重症になることがあります。

下肢静脈瘤になってしまう大きな原因が、血液の逆流を防ぐ弁が壊れてしまうことです。足に血液を循環させるためには、足首からふくらはぎ、太ももと重力に逆らって血液を送る必要があります。この血液の逆流を防いでくれるのが「弁」の役割です。

しかし、長時間の立ち仕事や遺伝、出産などの影響で「弁」が壊れてしまうと、血液が逆流して足にたまってしまい、紫色に変色したり、こぶのようになったりします。これが下肢静脈瘤です。下肢静脈瘤は、主に次のような症状が現れます。

  • ふくらはぎがむくむ
  • ふくらはぎがだるい
  • ふくらはぎが紫色に変色してくる
  • ふくらはぎがつりやすい

また特徴として、足に血液が溜まって起こる病気であるため、朝だけではなく昼や夕方にかけてその症状が強くなってくるのが最大の特徴です。また、男性に比べて女性に起きる可能性が非常に高い病気なので、寝起きに足がだるいと感じた方は、この病気を疑って見ても良いかもしれません。

命に関わる病気ではないため、よほどの変色や、こぶ、または耐えられないほどのだるさなどを感じる場合以外には、マッサージなどで様子を見ながら判断していくと良いでしょう。

更年期障害

更年期障害によっても足がだるく感じる場合があります。一般的に女性は40代後半〜50代前半の閉経の時期のことを、また男性の場合は45際〜50代前後の時期の事を更年期と呼びます。この更年期にはだるさや肩こり、動悸、疲れやすいなどさまざまな障害が現れることが多く、これを更年期障害と呼びます。

更年期障害による足のだるさの主な原因は「筋力低下」と「ホルモンバランス」、またカルシウムやマグネシウムといった栄養素の不足です。更年期になると目に見えて、筋力低下するため、足の血行が悪くなります。足の筋肉は”第2の心臓”と呼ばれており、足を動かし、筋肉が伸び縮みすることにより血液を足から体に送る役割を担っています。

これが低下することで、ポンプの役割を十分に果たせなくなり、血液が足にたまってしまいます。結果的に足にだるさを感じてしまいやすくなるのです。特にもともと足の筋肉量の少ない女性がこの「足のだるさ」を感じてしまいやすい傾向にあります。

また、カルシウムやマグネシウムなどが吸収されにくくなり、筋肉に溜まってしまった疲労物質を排出することができなくなってしまいます。それにより血行不良を招いたり、筋肉の疲労がとれにくくなり「寝起きに足がだるい」と感じてしまう方もいらっしゃるようです。

これは女性に限ったことですが、更年期に女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が少なくなり、自律神経などに影響が出てきます。それにより、血行不良や疲れが取れにくなどの症状が現れてきます。その結果として、足のだるさに繋がってしまうのです。

エストロゲンとは?

エストロゲンとは、卵巣から分泌される女性ホルモンの一種です。排卵に大きく関わる女性ホルモンとして知られています。エストロゲンが脳の司令によって分泌されると、下垂体から黄体ホルモンが分泌されます。この黄体ホルモンの分泌により卵胞は破れ、卵子が排出されます。これがいわゆる排卵です。

エストロゲンはこのように子宮や卵巣の活動を活発にする働きがあるだけではなく、女性の自律神経のバランスを保つ働きをもっています。

エストロゲンと自律神経の関係

通常、脳からの司令によってエストロゲンを分泌することができます。しかし、更年期になると卵巣自体の機能が低下してしまうため、エストロゲンが十分に分泌することができなくなってしまうのです。

エストロゲンが十分に分泌されないため、脳は「エストロゲンを分泌しろ」と司令を送り続けます。しかし、卵巣は十分なエストロゲンが分泌することが出来ません。それにより、脳はパニックに陥ってしまいます。

この司令を出している脳の「視床下部」はいわゆる自律神経やホルモン分泌をコントロールする場所であるため、ここがパニックになってしまうと、自律神経も乱れてきてしまいます。そのため、いわゆる更年期障害と呼ばれる症状が現れてきてしまうのです。



貧血

貧血になると、十分な量の酸素を心臓を始め体にとどけることができず、体中が酸欠状態に陥ってしまいます。特に心臓が酸欠状態になると、血液を体内に送る力が弱くなり、手や足などの末端部分に血液を届けることが十分にできなくなります。

特に足については、重力に逆らって血液を送り返す必要があるため、心臓のポンプ力が弱くなると、足元に老廃物などを含んだ汚い血液が溜まっていってしまいます。

これがむくみや冷え症の原因となり、足のだるさにつながってきてしまいます。特に女性は、生理などの影響で、貧血になりやすいため、十分に注意した方が良いかもしれません。

肝臓の病気

足のだるさを疲労では説明がつかないくらい感じる場合には、肝臓の機能低下が原因である場合があります。実は肝臓は血液の循環にとって大切な働きを担っている臓器であり、この機能げ低下することで、足の静脈血がうまく循環することができずに溜まってしまいます。

静脈血とは、体中の老廃物を含んだ汚い血です。それが足に溜まってしまうことで、足のむくみや、下肢静脈瘤などの病気を引き起こしてしまいます。

特徴としては、非常に耐え難い足のだるさを感じることです。寝起きだけではなく一日中、もしくはずっと足のだるさを感じている場合などは肝臓の機能低下が原因である可能性があります。

肝臓は痛みがないことから「沈黙の臓器」として知られています。このような症状がある場合には、比較的軽症の時に一度お医者様に診ていただいた方が懸命かもしれません。

寝起きに足や体がだるいと感じるのは、もしかしたら病気のサインかもしれません。体や足のだるさが耐え難いものであったり、寝起きだけではなくずっと続いたり、発熱や吐き気、頭痛などを伴う場合には自分で対処しようとせずに、お医者様に一度診ていただいた方が良いかもしれません。また、本サイトには長期的に体のだるさを予防する生活などを推奨しているので、ぜひ次の記事の方法もお試しください。

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